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ワールド>日本>ふじみ野
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会場/上福岡歴史民俗資料館2階ホール
会期/9月16日(土曜日)から10月22日(日曜日)
みどころ(その2)土器の中に1000万年前の化石が!?
ふじみ野市内から出土する奈良・平安時代の器である須恵器(すえき)は、大きく分けて鳩山町を中心とした南比企窯産のものと入間市を中心とした東金子窯産のものがあります。そのうち南比企窯産の須恵器の材料となった粘土には、1000万年前から1400万年前の海底に海底に付着して微生物を食べていた海綿といった動物の骨針(こっしん)が含まれていることが知られています。海綿の骨針は肉眼でもみることができ南比企窯跡産の須恵器の特徴になっています。1000万年前から1400万年前は、新生代新第三紀中新世と呼ばれる時代で関東地方は、大型のどうもうなサメのメガロドンや珍獣と呼ばれるパレオパラドキシアが泳いでいた海でした。1000万年前の化石を虫眼鏡でみてみましょう。